国道431号線、「本の学校」前の桜の木は、彼岸桜(ヒガンザクラ)、染井吉野(ソメイヨシノ)、御衣黄(ギョイコウ)、八重桜(ヤエザクラ)の4種類あります。
本の学校前に8本、メディア館前に12本、計20本。
その中の早咲き桜、彼岸桜(2本)はほぼ満開になりました。
昨年桜開花は全国的に早めでしたが、この彼岸桜は春分の日(3月21日)に五分咲きでしたので今年はそれより早く開花しています。
これから気温上昇とともに染井吉野、御衣黄、そして4月後半に八重桜と開花していきます。
「日本さくらの会」によると
桜の種類は、もともとの原種・品種は約10種類、それをもとに交配された種類が約100種類、さらに人の手により交配を繰り返し300種類になり、現在は新種を含めると約600種類あると考えられています。
サクラのもともとの原種とは
山桜(ヤマザクラ)、大山桜(オオヤマザクラ)、霞桜(カスミザクラ)、大島桜(オオシマザクラ)、江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)、丁字桜(チョウジサクラ)、高根桜(タカネサクラ)、深山桜(ミヤマサクラ)、豆桜(マメザクラ)、寒緋桜(カンピザクラ)の10種。
有名な染井吉野(ソメイヨシノ)は
江戸時代末期に、江戸の染井村(現在の豊島区巣鴨)の植木職人が江戸彼岸(エドヒガン)と大島桜(オオシマザクラ)の原種を交配(交雑)し、明治初年から販売された記録もあるとのこと。ソメイヨシノは成長も早く、花付きもよく見栄えもよいのでたちまち大人気となったようです。
早咲き桜で有名な、「河津桜」はオオシマザクラとカンピザクラの自然交雑種と言われています。
今年のさくらの開花予想は平年より早くなるだろうと言われていましたが、暖冬の影響で「休眠打破」が鈍いため記録的な早さにはならないとのこと。
予想を見ると
松江 開花日、3月26日。鳥取 3月25日。
満開予想は、4月1日頃
「日本さくら会」が制定した「さくらの日」は3月27日です。
写真は3月14日の本の学校の彼岸桜。
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