啓蟄(けいちつ)

keyakirin

3月6日(火)
今日は二十四節気「啓蟄(けいちつ)」です。

冬の間、眠りについていた小さな虫など生き物たちが、
暖かくなってきた陽気や春雨に目覚めて顔をのぞかせる頃です。

七十二侯の方は
「蟄虫戸を啓く(すごもりむしとをひらく)」
天地が潤い、草木が萌えいずれば、暖かな春を待っていた小さな虫たちの目覚めです。
啓は「ひらく」、蟄は「土のなかで冬ごもりをする虫」の意味。

鳥取地方気象台のHPによると
今年の春一番は2月14日に吹いたとのこと。
例年より8日から10日早かったようです。

梅の開花は先日3月2日に観測され、「ひばりの初鳴き」(3月4日)も確認されたと発表されました。

3月4日(日曜日)米子の最高気温は20℃を超えました。
南寄りの強風が吹き「春二番」あるいは「春三番」だったのでしょうか。
暖かかったですね。
ところが翌日は一転。5日は北の風が吹き、冷たい雨が降りました。
春分の日(3月21日)頃まではこのような三寒四温かも知れません。

欅(ケヤキ)の木は、晩秋から冬にかけてすっかり落葉した枝から、まもなく新芽がいっせいに芽吹きます。
やがて若葉となり、春の陽を浴びた葉は日々大きく成長します。
その葉の成長と共に4月ころ花が咲くと言われています。
筆者も知らなかったのですが、花は小さく、また欅(ケヤキ)の木が高木のため見た人はほとんどいないかもしれません。
一度は見てみたいものです。(I)

(参考 HP)
http://winc-fab.sakura.ne.jp/fab/2013/03/post-396.php