2021年スタート

keyakirin

新年おめでとうございます。

昨年は世界中が大変な年でした。
私達のライフスタイルや働き方、そして人との関わり方も大きく変化した年でした。
新しい年を迎えましたが、まだまだ平和な時は訪れないなか、私たちで出来ることを粛々と行っていきたいと思っています

さて、今年2021年は丑年。
「丑」という字は、手の指を曲げて物を握る様子を表した象形文字で、つかむ、からむという意味があるそうです。糸へんに丑と書く「紐」にその意がうかがえます。中国の『漢書』に、「丑」は曲がる、ねじるという意味を持ち、芽が種子の内部で伸びきらない状態を表していると記されています。中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表していて、昨年の『子年』を植物にたとえると、新しい生命が種子の中にきざし始める時期で、新しい物事や運気のサイクルの始まる年と考えられており、十二支の2番目に、芽が種子の内部で伸びきらない状態を表す「丑」がくるとのことです。
種子の中で芽が発芽に備えて、エネルギーを蓄えている時期として、まだ結果を求めるのではなく、結果につながる道をコツコツと作っていく基礎を積み上げていく時期とされているそうです。
動物の「牛」に例えられるように、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切で、黙々と目の前の自分の仕事をこなして将来の成功のために努力をするのが良いようです。

昨年は、何もできないまま過ぎ去ったような1年でした。
時間が流れるなか、コロナウイルス感染が終息に向かったとしても(まだまだ先のことと思われますが)、1年前には戻れません。
いろいろと変化をしていく中で、2021年を有意義な年にするために、目標を決めたり、自身を高めていけるようスキルアップを目指すなど、簡単なことから初めていきたいと思っています。

この一年が皆様にとって良い年となりますよう、お祈りしております。(F)