弓ヶ浜・白砂青松そだて隊(アダプトプログラム事業)

keyakirin

12月12日、朝10時半、小雪舞う寒風吹きすさぶ中
「弓ヶ浜・白砂青松そだて隊(アダプトプログラム事業)」の活動が行われました。
今年度第3回目の作業目的は初めて体験する「松の苗木植栽」でした。

<平成22(2010)年12月31日から平成23(2011)年元旦にかけて、
鳥取県では中・西部を中心に記録的な大雪となりました。
特に米子では1月1日5時の積雪が89㎝となり、昭和15年の観測開始以来最も深い積雪を観測しました(気象台発表)>
国道431号線の道をふさぐように倒れた松、ポキッと割り箸を折ったような松・・・。
覚えておられる方も多いのではないでしょうか。

豪雪被害を受けた国道431号線の弓ヶ浜松林の幼木の保育と景観美化のために草刈りと清掃作業を
「ケヤキ通り振興会」も受け持って7年目とのこと。
今回寒い中、多くの事業所から40名というたくさんの方の参加がありました。

松苗植栽は「サイクリングロード整備検討会(平成24年9月)で
「境港から皆生までの海岸線にサイクリングロードが整備されれば素晴らしい」との提案を受け、
鳥取県が実施する日野川河口から夢みなとタワーまでの
約15kmのロードを整備する作業の一環です。
(15㎞のうち7.5㎞は―皆生新田3丁目から夜見町交差点、28年8月供用済。
夜見町から夢みなとタワーまでの区間―7.5㎞を31年度開通に向けて整備中)

事務局に聞いたところ、今回の松苗植栽は、このサイクリングロードの設置により、
一部の松の伐採が実施されることと新たな防風林のクロマツ植樹が必要になりました。

【アダプトプログラム事業の「アダプトとは?」
「~養子に迎える」の意味で企業団体が公共のスペースを分担してわが子のように愛情をもってケアすること】
このアダプト事業は鳥取県が養子縁組をしたということ。

そしてわれわれ振興会会員は
「ケヤキ通り振興会」と養子縁組(アダプト)した人たちではないでしょうか。
加盟事業所のみなさん、イベント事業にいつも参加されるみなさんの姿、
その情熱・熱い思いを眺めていて “ふっ” とそんなことを思いました。(I)