ケヤキ通り甚句(じんく)

keyakirin

「米子ケヤキ通り振興会」総会終了後に開催される懇親会で、毎回披露される唄があります。『ケヤキ通り甚句』です。

唄う人は山口眞佐実さん(MO会会長)ケヤキ通り振興会副会長です。
作詞は寺谷寛さん(新日本海新聞社西部本社主幹)同じく副会長です。

米子を的確に表現した無駄のない歌詞を七五調のリズムにのせて
朗々と唄いあげる山口眞佐実さんの張りのある声。
この甚句を聞いていると、この米子に住んでいること、「米子ケヤキ通り」にいることを肯定的に、うなずきながら感じることのできる大変幸せになれる瞬間(時間)です。

【ケヤキ通り甚句】
作 寺谷寛 唄 山口眞佐実
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ケヤキ通りを甚句に問えば
春は希望の新緑に 夏は青葉が涼を呼ぶ
秋は紅葉  天(そら)に映え 冬は真白き雪の花
通りにつどう あまたの店も ますます繁盛いたします

大山 中海 皆生の湯 米子の名所 数々あれど
米子一(いち)だと 皆のいう 未来に大きくはばたいて
ケヤキとともに栄えます

駅前通りに本通り 産業通りに皆生の通り
米子のにぎわい数々あれど
米子一だと皆のいう 祭りもますます盛大に
ケヤキとともに栄えます
おらが自慢の振興会 ケヤキとともに栄えます
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甚句とは、日本民謡分類上の曲種(種目の名称)です。
多くは七七七五調の詩型をとることが多く
「ケヤキ通り甚句」も七七、七五、と韻を踏んでいます。
有名な甚句は皆さんも聞かれたこともある相撲甚句があります。

この「ケヤキ通り甚句」は米子の宝のひとつであると言ってもよいかも知れません。
「米子ケヤキ通り振興会」は今年も皆さんに支持される事業と、多くの方が参加していただけるイベントを開催いたします。
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