「処暑」

keyakirin

お盆が過ぎると、暑さの中にも何かしら変化を感じ、秋の到来を肌で感じるような気がします。

8月23日頃を「処暑」と言い、「処」とは止まると言う意味で、つまり
「ようやく暑さが収まり、和らいでくる頃」を意味しているそうです。

処暑の頃に吹く風は「送南風(おくれまぜ)」と呼ばれ、お盆の精霊を見送った後に、夏の終わりを告げるように吹く南風のこと、これより前に、精霊を迎え入れるためにお盆の時期に吹く風は「盆東風(ぼんごち)」と呼ばれているそうです。

日本には、季節を感じる言葉がたくさんあります。なかなか奥が深くて知らない言葉、初めて聞く言葉がいっぱいあります。
これからの秋の夜長に、日本の言葉のもつ美しい響きに、そっと心を寄せてみるのもいいかもしれません。

さて、やっと一息付けるこの頃、夏の疲れをださないよう、体調管理に気をつけたいものです。(F)